私の働いている会社の、一階エレベーターホールに、二年ほど前からaedの機械が設置されています。
ほんの5、6年前までは、aedを見かける機会は、あまり多くありませんでしたが、今は駅や、大型のショッピングセンター、球場などで見かけることがあります。
壁に取り付けるタイプも見たことがありますが、会社にあるものは、床に置く結構大型のタイプで、目立つように、ハートにイナズマが光っているロゴが、機械の中央に描かれています。
うちの会社は、規模としては大きくありませんが、医療器具のレンタルや、衛生用品の販売をしている部署もあるので、間接的にでも医療に携わる立場として、aedを設置するようにしたのかもしれません。
この機械を置きだした当初は、かなり目立ったので、社内でも話題になりました。
建物が、黒っぽい壁と床なので、白色のaedが遠くからでもかなり目立ち、来客や取引先の人達もそれに気づかない人はいないと思います。
一部の上司対象で、使用方法についての講習会があったようですが、大部分の社員は使い方を知らないので、せっかく置いてあっても、いざという時に活用できるのか疑問に感じていましたが、どうやら、音声ガイダンスが流れるので、知識がなくても何とかなると聞きました。
しかも、aedを使用する必要がない場合には「必要ありません」と教えてくれるそうです。
しかし、心臓が停止状態になった時に、心臓にショックを与えるのとは言っても、全くの素人が有効な応急処置をできるのか、救急車が着くまでつなげられるのか、正直なところ自信がありません。
機械の扉を開けたこともなく、どんな機器が中に備わっているのかも知らないのです。
さらに、目の前で人が倒れたら、それだけでパニックになってしまう可能性もあります。
最悪の状況を考えてしまい、怖くなるとは思いますが、一分一秒でも早急な処置が求められる状況で、うろたえて立ち尽くすだけでは、その人の生きられる可能性を、低くしてしまうことになります。
せっかく備えているaedも、使わなければ何の意味もありません。
救急車が来るまでに適切な処置をすれば、命が助かる可能性がかなり高くなりますし、何もしないよりかは、少しでも何か行動を起こせば、その人にとってプラスになるはずなので、万が一、そういう状況に直面したら、勇気を持って行動したいと思います。
また、aedの設置箇所は、まだまだ少ないように感じられるので、昔の公衆電話くらいに設置箇所が増えたらいいなと思います。